新日本プロレスは40にして惑わず?

 今日は新日本プロレス大田区体育館で旗揚げして40年である。
 他の団体が消えてくなか、なんどとなく浮き沈みを繰り返しながらも40周年を迎えたことはすごいことだ。

 テレビなしのスタートであったものの、旗揚げ戦の模様は収録され、市販ビデオソフトとなっている(『闘魂 新日本プロレスの夜明け』)。

 だれが撮影を思いついたのか、どういう経緯で撮影されたのかはわからない。ただ、これはスポニチ映画部による撮影であるという*1

 その後、市販ビデオソフトがまだ未成熟のうちから新日本は熱心にソフト販売を行っているが、この旗揚げ戦の撮影・そして映像の残存が与えた影響というのも気がする。

新日本プロレス 旗揚げオープニングシリーズ開幕戦
東京・大田区体育館 観衆:5000人

第1試合 20分1本勝負
○エル・フリオッソ(4分20秒・エビ固め)藤波辰巳×
第2試合 30分1本勝負
○イワン・カマロフ(12分20秒・体固め)木戸修×
第3試合 15分1本勝負
魁勝司(15分16秒・エビ固め)ブルックリン・キッド×
第4試合 15分1本勝負
柴田勝久(17分・両者リングアウト)インカ・ペルアーノ△
第5試合 60分3本勝負
豊登山本小鉄(2ー1)ジム・ドランゴ&ジョン・ドランゴ
 1本目○山本(20分0秒・体固め)ジョン×
 2本目○ジョーン(10分10秒・体固め)山本×
 3本目○豊登組(6分36秒・反則勝ち)ドランゴ組×
第6試合 時間無制限1本勝負
カール・ゴッチ(15分40秒・体固め)アントニオ猪木×

*1:週刊ゴング11月8日増刊『ゴング名勝負大全集[番外編] 幻の名勝負史 映像では絶対に見られない究極の名勝負』(日本スポーツ出版、1996)P.68