竹内宏介が5月3日に亡くなった。49日も過ぎ、忌中も明けた。もう書いていいだろう。 わたしは竹内宏介という人物に関して、ライターとしても解説者としても好感を持てない。 特に、てにおはや、主語と述語を一致させるという最低限の約束事さえ守れていない…

いまどきあの歌の、替え歌を使うとは、企画したの誰だよ（笑）。エコカー免税対象車「ショッパー」篇

ふと思って、女子プロレスラーのキャリアを調べてみた。引退期間を除外した、実働期間のランキングである。 計算は月単位で行った。 以下にキャリア20年以上の選手だけを、キャリアの長い順に列挙する。 デビル雅美 1978年8月-2008年12月（30年4ヶ月） 立野…

以前、GAEA JAPAN公式を「今でも残してくれているので、データベースとして大変有用」と書いた。 が、今日アクセスすると、404が……。 昨日（5/7）まではアクセスできた。 ついに消滅か？追記（2012年5月17日） 復活していることを確認した。

以前、古舘発言「猪木は長州のサソリ固めを〜」について検証した。 もうひとつ、古舘アナがことあるごとに言っていたフレーズがある。「こんな試合ばかりしていたら、十年持つ選手生命がx年で終わってしまうかもしれない」 x年というのは、そのときによって…

結局、ヘビー級転向後の試合は収録を見送られ、ジュニア時代の試合のみが収録されることとなった。しかも「幾多の伝説を産みだした栄光のＷＷＦ ジュニア王座、ＮＷＡ世界インタージュニア王座のＴＶマッチを全試合収録」という驚愕の内容。 流智美が監修を…

降って湧いたような突然のDVD化。ビューティ・ペア 真赤な青春【DVD】出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)発売日: 2012/05/21メディア: DVD クリック: 17回この商品を含むブログ (6件) を見る 1977年といえば、ビューティ・ペア人気がピークの年であ…

藤波のDVD-BOXが発売されることは先日述べた。 あらためて告知ページを覗くとこのような記述が。 長州との名勝負数え歌、猪木への挑戦~飛龍革命、飛龍七番勝負*1、IWGP・NWA王座タイトルヒストリーほか 飛龍7番勝負！ 歴史が改竄されている。 確かに当時は第…

藤波のDVD-BOXが5月16日に発売されることが決定した。藤波辰爾デビュー40周年記念DVD-BOX DISC3は「炎のドラゴン伝説/名勝負数え歌、そして飛龍革命へ」と題されているため、ヘビー級も収録されるのであろうが、基本的にジュニア時代中心のラインナップで、…

今日は新日本プロレスが大田区体育館で旗揚げして40年である。 他の団体が消えてくなか、なんどとなく浮き沈みを繰り返しながらも40周年を迎えたことはすごいことだ。 テレビなしのスタートであったものの、旗揚げ戦の模様は収録され、市販ビデオソフトとな…

Part1はこちら。 もっと、真樹日佐夫はお年を召していたので、記憶違いを起こしている可能性もある。ヒントになるのは「『プロレス悪役シリーズ』ってのを連載」という発言である。 1969年（昭和44年）1月号〜1970年（昭和45年）12月号にかけて『冒険王』に…

去年12月にブルーレイ・レコーダーを買った。 ブルーレイとはどのようなつきあいをしたら良いのか、1ヶ月以上試行錯誤を続けている。 ようやく、つきあい方のめどが付いてきた。 今後はブルーレイもわたしのリストに登場し、その後はそれが主流になると思う。…

先日亡くなった真樹日佐夫の武勇伝の一つに、酒場でバディ・オースチンと喧嘩になりKOした、というものがある。 先日、読んだ本にその具体的な日付が載っていた。 昭和四十九年十一月五日の深夜三時だった。――よく記憶されてますね。真樹 大山先生にバレちゃ…

前回、新日のビデオソフト数が「他を圧倒している」と書いた。 新日の映像は、ヴァリスやJ・SPORT、サムライTVも撮影・保有しているが、なんといってもワールドプロレスリングを放送するテレビ朝日によるものが大半であることはいうまでもない。 80年代半ば…

『プロレスビデオオールカタログ』（笠倉出版社、1995） タイトル通りの本である。廃盤になったビデオの情報やレビューも載っている上、ダビングサービスなども網羅しており、有用な内容といえる。 団体別にみると発売数で他を圧倒しているのは新日本プロレ…

NHK朝ドラ「カーネーション」三姉妹は新山千春＆川崎亜沙美＆安田美沙子！ほっしゃん。ほか新キャスト発表！ - シネマトゥデイ http://www.cinematoday.jp/page/N003761 アストレスから初のメジャーデビューか？ ブログのプロフィールをみたらプロレスラーに…

（PART1から続き） ミスター高橋が言うには、この試合は当初60分フルタイムの予定だったという。 長州「高橋さん、今日は60分やるのは自信がないよ」 高橋「どうしてだい」 長州「俺はジャンボとだったら必ず60分できる。だけど、タッツアン相手ではな……」 …

藤波辰巳（辰爾）vs長州力“名勝負数え歌”はわたしの数え方が間違っていないのなら、何度かの中断をはさみつつも27回行われている。1978年から続く長寿シリーズだ。 この中でベストマッチとしてよく名前が挙がるのはまず、1983年4月3日の試合、次いで1988年6…

まったく記憶になかったが、1985年9月19日の猪木vs藤波は「当時のパンフレットの『あなたが観たいカード」』投票で１位」ということで実現したのだという。 しかし、観客は主催者発表で8290人。 満員にはならなかった。 週プロではこの試合の扱いは大変大き…

古舘伊知郎アナが実況中、好んで口にした逸話がいくつかある。 「猪木は長州のサソリ固めを長時間耐えた」 この長時間というのがあるときには3分以上だったら、あるときは5分以上だったりする。 実際はどうなんだ？ と、かねてから思っていたところ、「ワー…

1984年4月のUWF旗揚げにともなう前田日明、高田伸彦、藤原喜明、木戸修らの離脱、さらに8月21日の長州力率いる維新軍団11名の離脱。選手層激減の1985年の新日本プロレスは“冬の時代”と呼ばれた。 この時代の寒々しさは当時を知るファンの語りぐさの一つであ…

1986年1月26日 東大阪市立中央体育館。 影かほるが「影香」として紹介されている。 影かほるが初めてリングにお目見えしたのは、1985年8月28日の大阪城ホール*1。長与千種 vs ダンプ松本の髪切りマッチに、ダンプの影武者としての登場であった。その後、なし…

本当にクラッシュ以前の映像はほとんどないのか？ Part5から、続き。 初めての方はPart1からどうぞ。 『女子プロレス40年史』（全2巻、ベースボールマガジン社、1998）というビデオソフトが発売されている。フジテレビの移転が終わった翌年の発売だ。 クラッ…

……千種は、ついに飛鳥との同時引退を決意した。 二〇〇五年四月三日、横浜文化体育館に登場したクラッシュ2000は、GAEA・JAPAN生え抜きである永島千佳世＆シュガー佐藤に勝利すると、クラッシュ・ギャルズのデビュー曲「炎の聖書」を歌ってリングを去った。 …

千草京子＆剣あずさ vs ジェニー・オブライエン＆ジャッキー・ウェスト 千草京子＆剣あずさ vs スーザン・ウェスト＆ジャッキー・ウェスト 長い間、謎だった試合である。「激突！ 女子格闘技大戦争」と書かれた垂れ幕が見てとれる。これが番組名なのである。…

*1 DVD新日本プロレス1より。 アリはブラッシーを引き連れスタジオに登場する。トレーナーのアンジェロ・ダンディや通訳のケン田島もいる。 アリは穏やかさと険しさ、不敵さの混じった表情に見える。 猪木のスパーリングを見ながら、おどけて大げさに驚き、…

DVD新日本プロレス1より。 アリの来日を伝える報道である。 ブラッシーを先頭に大勢の取り巻きに囲まれながら、シュプレヒコールでアジテーションしながら歩くアリの姿が映される。そして京王プラザホテルでの記者会見。アリ「ジュン・リーさんがカラテやテ…

DVD新日本プロレス1より。 オープニングで「ゴールデンファイトシリーズ中継」と表示され、坂口征二 vs ピート・ロバーツが一瞬映る。「格闘技世界一決定戦まであと2週間と迫まりました」と舟橋アナ。そして道場での猪木の特訓シーンと舟橋アナによるインタ…

85年のシリーズ、サバイバル・ジャングルでの寄居町体育館大会の日程に関する考察をしてみる。 サバイバル・ジャングル'85の試合日程が12/1、12/2だけ未だ不明である。 しかし寄居町体育館大会の放送のテロップでは12/3から、日程が表示されている。 つまり…

さらば“まだら狼”…上田馬之助さん死去 上田馬之助が亡くなった。 1985年9月19日の東京体育館で猪木 vs 藤波のシングルマッチが行われた。 勝負がレフリーストップで決したとき、リングに上田がリングに上がる。 この二人に敵対しているはずはずの上田は、ま…