本当にクラッシュ以前の映像はほとんどないのか？ Part4から、続き。 初めての方はPart1からどうぞ。 『幻の名勝負史』*1にはこう書かれている。 VTRの低コスト化や試合そのものの資料的な価値から収録されたVTRが消却されてしまうケースも、いまではほとん…

テープメディアは――正確にはカセットテープメディアは、痛みや汚れに強いメディアであった。表面は丈夫なカセットの鎧に包まれ、テープは切れても（一部欠損は出るものの）つなぐことも出来る。カビが生えても、クリーニングすればある程度は復活する。 とこ…

映像面で苦労させられるのも、圧倒的に全女である。 わたしの所有するテープには不可解な形で録画されているテープが沢山ある。 全日本女子プロレス中継がCMをはさんで5つに分かれているとする。1CM2CM3CM4CM5という風に。 これとは別に abcd という試合がが…

「結構大変 基本編」からの続き。 やっかいなことは2点。 片チャンネルしか出力されていないビデオがあること、もうひとつは音声レベルが非常に低いビデオがあると言うことだ。 前者に対しては音声だけ抽出して、波形編集ソフトで加工し、2チャンネル出力に…

ここにリストアップしているDVDは、単純にアナログデッキからダビングしているだけと思っている人も多いだろうが、さにあらず。 HDDにダビングしたものは、まず放送ごとに分割する。 CMを手動でカットする。それ以外にも、必要と思えるところにチャプターを…

以前に竹刀を持つ志生野さんを紹介したが、今回は木刀。 植田コミッショナーがデビルから奪った木刀を「わたしが預かっております」。 時は1982年5月15日、会場は大宮スケートセンターなり。

奈苗：（前略）自分は今年１５周年を迎え、肉体改造に取り組んだりしました。女子プロレスラ―は結構、キャリアが重なるにつれて練習量が減ったり、捨てちゃう部分があって。私はそこに大きなクエスチョンがありました。体が年齢的に衰えていくのに、なぜ選手…

最も古い女子プロレスの市販ビデオソフトは1984年発売の『女子プロレス ファイティングAGAIN!!』だと思っていた。 が、テープメディアではないものの、さらに古いものがあった。 『燃えろ、青春 ビューティ・ペア』である。 収録時間60分、定価9800円。 「昭…

女神列伝 女子プロレスパーフェクトガイド１９５０?２０１１作者: 女子プロレス研究会 出版社/メーカー: 文芸社発売日: 2011/02/16メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 2人 クリック: 50回この商品を含むブログ (5件) を見る まずよいのが、「外国人列伝…

DVD化のために、GAEAのビデオを見直しているが、ほとんど忘れていることに驚く。 試合内容も覚えていないし、ストーリーラインもほとんど忘れている。 ひいきだった永島千佳世に関するものでさえ忘れている！ おまけにGAEA JAPAN中継番組『G-PANIC!』の出来…

本当にクラッシュ以前の映像はほとんどないのか？ Part3から、続き。 初めての方はPart1からどうぞ。 しかし、である。 必要に迫られて処分するにしても、重要な映像は残すはずではないか？ たとえば、敗者引退をかけた1979年のビューティ対決などは、残す最…

アリ戦関係の映像で放送日不明のものがある。 近日中に図書館で調査しようか。 これはすぐ判明するだろう……。

昨日初めて、「新日本プロレス」というタイトルのDVDを作製した。いままで作っていなかったのが驚き。 新日関連は「秘蔵ビデオ」と「藤波特集」だけだったとは……。

まさに「秘蔵」飛ぶにふさわしいラインナップ。 わたし個人は所有しているのもあるが、制作チームが入手できる限り最善のソースを、プロの技術でリマスターしているのだからうれしくなってくる。 そのうち買おう。昭和秘蔵名勝負烈伝 DVD-BOX出版社/メーカー…

本当にクラッシュ以前の映像はほとんどないのか？ Part2より、続き。 初めての方はPart1からどうぞ。 週刊ゴング11月8日増刊『ゴング名勝負大全集[番外編] 幻の名勝負史 映像では絶対に見られない究極の名勝負』（日本スポーツ出版、1996）という本がある。 …

前年のリターンマッチとして組まれた髪切りマッチの記者会見で、そう言ったダンプはブルから渡されたものを見せつけた。「おまえはチキンだ」 ひとしきり暴れたあとに置き去りにされる丸裸の鶏。 なぜか、長与はそれをぶら下げて帰る。

本当にクラッシュ以前の映像はほとんどないのか？ Part1より、続き 『女子プロレス ファイティングAGAIN!!』（44分、ポニー、1984）の収録内容をご覧いただきたい。 44分という短い収録時間と、試合の日時・会場が表示されていないのが残念ではあるものの*1…

現存する映像の大半は、クラッシュ時代以降のもので、残念ながらビューティー・ペア全盛期の映像は残っていない。 「全女CLASSICS」、『ロッシー小川ブログ MY FAVORITE LIFE』、2009年07月18日 全女の映像はクラッシュ・ギャルズ以降はある程度、保管されて…

1980年代に限定して、各年ごとにカテゴリー分けを行った。 80年が極度に少ない。まだ79年の方が多いくらいだ。 これから発掘されるか？

1層のDVDだと、実用に耐える画質で収録できるのは2時間程度である（SPモード）。 このSPモードも、画面の切り替わった直後のフレームは明らかに破綻している。切り替わる前のフレームが数フレーム残っていたりするのだ――スローやコマ送りで見れば、はっきり…

これまた83.8.27 後楽園ホールから。 おそらくはミミファンの作ったものなのであろうが、「mimiに胸キュン」て……。当時ヒットしたYMOの『君に、胸キュン。』のもじり？

83.8.27 後楽園ホールの放送で、宮本さんが飛鳥＆長与を「クラッシュ軍団」と言っている。まだ名称が定着しておらず、宮本さんもそう言ったのだろう。 同じ放送で合宿風景が流れる――各選手のリングでのトレーニング風景と、ジャガー、デビル、堀、大森のタイ…

昨日、アップした週プロの表紙であるが、実はこの号に藤波vs猪木の記事は載っていない。速報のみである。 この表紙、85年の試合写真を使ったものであった。 詳報の載った翌週の表紙は前田である。

8月8日。 この日になると必ず思い出すのが、88年の藤波辰巳 vs アントニオ猪木である。 88年4月22日、沖縄の奥武山体育館で飛龍革命が始まった。猪木戦は、そのゴールとなるはずだ。IWGPヘビー級選手権 藤波辰巳 （時間切れ引き分け） アントニオ猪木 ※藤波…

レコードがいろいろ出来てきた。 デビルのレコードにダブりが多い。 写真には写っていないが、ファイヤージェッツ『ファイヤー騎士』もある。デビルとJBのシングルはコンプリート。 あとビューティペア『かけめぐる青春』、ジャガー横田『愛のジャガー』、ミ…

１９９３年の女子プロレス作者: 柳澤健出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2011/06/15メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 7人 クリック: 104回この商品を含むブログ (32件) を見る 購入予定。

山崎五紀 vs ペギー・リー。「レフリーに手を出したので今日のファイトマネーはなし！」 レフリーを暴行するのはよくある。それに関し、罰を示唆するようなアナウンスがあるのも時々聞く。 しかし、こんなアナウンスを聞いたのは初めてだ。

『週刊ゴング4月20日増刊号 女子プロ 夢のオールスター戦!!』（日本スポーツ出版、1993） 見ての通り、1993年4月20日 横浜アリーナの増刊号である。 が、白黒ページの資料性が実に高い。 「女子プロ対抗戦の軌跡」という記事が5ページ、93年までの女子プロ大…

この日の興行は実にすばらしい。 全日本ジュニアは長与が勝利するもベルトを返上。 ジャガーとミミのシングルマッチは、予想外の熱戦で20分引き分け。 なお、ゴング増刊『全日本女子プロレス40年史』では「流血戦」と記されているが誤り。日付も「1月5日」と…

ジャガー横田とデビル雅美のタッグチームを女帝コンビと呼ぶ。 1985年 山口県東部スポーツセンター見られるのが初期の女帝コンビだろう。